
MステSP、King & Princeの7周年記念シンデレラガールは感慨深いものだった。



ミセスはMAJ受賞翌日、2曲も披露。中島健人とのLINEエピソードも話題に。



XGやCANDY TUNEのパフォーマンスも新鮮で、見応えがあった。



=LOVEなど豪華な出演陣で、特別な一夜だったと言えるだろう。
2025年5月23日に放送されたテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション 2時間スペシャル』は、多くの音楽ファンにとって見逃せない、特別な一夜となりました。デビュー7周年を迎えたKing & Princeをはじめ、中島健人さん、Mrs. GREEN APPLE、XG、=LOVE、NiziU、CANDY TUNEなど、現在の音楽シーンを彩る豪華なアーティストたちが集結し、それぞれが記憶に残るパフォーマンスを披露しました。本記事では、この日の放送内容を振り返りながら、各アーティストの魅力や番組が示した音楽の力について分析と考察を深めていきたいと思います。
King & Prince、デビュー7周年の記念日に「シンデレラガール」を披露しファン感涙


この日、最も大きな注目を集めたアーティストの一つが、King & Princeでした。2018年5月23日のCDデビューから丸7年という記念すべき日に、彼らはデビュー曲である「シンデレラガール」を披露しました。永瀬廉さんと髙橋海人さんの2人体制となってからも、彼らは真摯に音楽と向き合い、ファンである「ティアラ」との絆を深めてきました。
「シンデレラガール」は、彼らの原点とも言える楽曲であり、多くのファンにとって特別な意味を持つ一曲です。7年という月日を経て、様々な経験を積み重ねてきた彼らが、この記念日に改めてこの曲を歌い上げたことには、深い感慨を覚えた視聴者も多かったことでしょう。番組内での「気持ちは変わらず…」という言葉には、デビュー当時の初心を忘れず、これからもファンと共に歩んでいくという強い決意が込められているように感じられました。SNS上では、「ティアラで良かった」「これからもずっと応援する」「2人のシンデレラガール最高だった」といった感動の声が溢れ、彼らのパフォーマンスがいかに多くの人々の心に響いたかを物語っていました。
2人体制での活動は、彼らにとってもファンにとっても大きな変化でしたが、その中で彼らは新たなKing & Princeの形を模索し続けています。今回のMステでのパフォーマンスは、彼らが築き上げてきた確かな絆と、未来への希望を感じさせるものでした。7周年という節目を迎え、彼らが今後どのような音楽を届け、どのようなステージを見せてくれるのか、ますます期待が高まります。
中島健人とミセス大森元貴の意外な交流、Mステ共演で見せた音楽愛


この日のMステには、Sexy Zoneのメンバーであり、俳優としても活躍する中島健人さんも出演しました。そして、同じく出演していたMrs. GREEN APPLEのボーカル・ギターである大森元貴さんとの意外な交友関係が明らかになり、話題を呼びました。
モデルプレスの報道によると、中島さんは「MAJ(MUSIC AWARDS JAPAN 2025)」の授賞式の後、大森さんと「ずっと夜LINE」をしていたと明かしました。その内容について「やめなよって」と冗談めかして語る場面もあり、二人の親密な関係性が窺えました。異なるフィールドで活躍するトップランナー同士が、音楽という共通項を通じて刺激し合っている様子は、ファンにとっても興味深いものでしょう。中島さん自身も音楽への造詣が深く、ソロ活動も行っているだけに、大森さんとの交流が今後の彼の音楽活動にどのような影響を与えるのか、注目されます。
一方のMrs. GREEN APPLEは、前日の5月22日に京都で開催された「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」で「最優秀アーティスト賞」を受賞したばかり。その翌日にMステ生出演というハードスケジュールからも、彼らの現在の勢いが伝わってきます。番組ではストリーミングで1位と2位を独占している2曲を披露し、その圧倒的な人気と実力を見せつけました。特に、人気アニメ『薬屋のひとりごと』のオープニングテーマも手掛けるなど、その音楽は幅広い層に届けられています。大森さんの才能溢れる楽曲と、バンドが持つエネルギッシュなパフォーマンスは、これからも多くの人々を魅了し続けることでしょう。中島さんと大森さんのような、ジャンルを超えたアーティスト同士の交流は、音楽シーンに新たな化学反応を生み出す可能性を秘めており、今後の展開から目が離せません。
豪華出演者が彩ったMステ2時間SP、多様な音楽の魅力が炸裂


King & Princeや中島健人さん、Mrs. GREEN APPLEの他にも、この日のMステ2時間スペシャルには多種多様なアーティストが出演し、番組を大いに盛り上げました。
グローバルに活躍するガールズグループXGは、そのハイレベルなパフォーマンスで視聴者を圧倒。指原莉乃さんプロデュースのアイドルグループ=LOVE(イコールラブ)は、キュートな魅力と一体感のあるステージでファンを魅了しました。また、同じく人気のガールズグループNiziUも登場し、華やかなパフォーマンスを披露。国民的な人気を誇るいきものがかりは、心温まるメロディと歌声で安定感抜群のステージを見せ、シンガーソングライターの石崎ひゅーいさんは、その個性的な歌声と世界観で存在感を示しました。オープニングアクトを務めたのは、世界的ダンスパフォーマンスグループのst kingz(シットキングス)で、彼らの圧巻のダンスは番組のスタートを華々しく飾りました。
特に注目されたのは、アイドルグループCANDY TUNEです。彼女たちはこのMステ出演後、同日22時にプレミア公開されたYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」の第549回に初登場するという、まさに飛躍の一日となりました。「THE FIRST TAKE」は一発撮りのパフォーマンスを鮮明に切り取ることで知られ、アーティストの真の実力が試される場です。Mステという国民的音楽番組への出演と、「THE FIRST TAKE」への抜擢は、CANDY TUNEがいま業界内外から大きな期待を寄せられている証左と言えるでしょう。このようなメディア露出の連鎖は、グループの認知度を飛躍的に高め、新たなファン層を獲得する絶好の機会となります。
この日のMステは、ベテランから若手、アイドルからバンド、J-POPからグローバルなポップスまで、実に幅広いジャンルの音楽が一堂に会する、まさに音楽の祭典と呼ぶにふさわしい内容でした。それぞれのアーティストが持ち味を存分に発揮し、視聴者に多様な音楽の楽しみ方を提供してくれたことは、Mステが長年にわたり支持され続ける理由の一つでしょう。音楽番組が果たすべき役割として、ヒット曲を紹介するだけでなく、新しい才能を発掘し、多様な音楽文化を伝えるという側面がありますが、今回の2時間スペシャルはその役割を十二分に果たしていたと言えます。
今回の放送を通じて、改めて音楽が持つ力、そしてアーティストたちが放つ輝きを感じ取ることができました。記念すべき日を迎えたKing & Prince、新たな交流を見せた中島健人さんとミセス大森元貴さん、そしてそれぞれの個性を爆発させた出演アーティストたち。彼らが織りなす音楽のタペストリーは、これからも私たちの日常に彩りと感動を与えてくれることでしょう。今後の彼らの活躍、そしてMステが届けてくれる新たな音楽との出会いに、引き続き期待したいと思います。
参考文献- King & Prince、7周年記念日に「シンデレラガール」披露「気持ちは変わらず…」 ティアラから感応の声
- 中島健人「MAJ」後はミセス大森と「ずっと夜LINE」内容明かす「やめなよって」
- 本日放送『Mステ』2時間SPにミセス、King & Prince、XG、=LOVE、中島健人、NiziUら(CINRA)
- CANDY TUNE、「Mステ」放送後は「THE FIRST TAKE」初登場(音楽ナタリー)
- ミセス「MAJ」翌日の姿を独占入手 京都駅から早朝移動で「Mステ」へ
- 『Mステ』2時間SPに豪華10組!King & Princeは記念すべきデビュー日にデビュー曲を披露
- 今夜のミュージックステーション>出演者&楽曲紹介(MANTANWEB)